住宅ローン借り換え Q&A

住宅ローン借り換え Q&A

Q1.低金利での住宅ローン(金利の種類・返済方法)をどう考えるか?
Q2.住宅ローン金利の上昇に備えるにはどうしたら良いか?
Q3.住宅金融公庫が廃止されたら、どうなるの?
Q4.金利のタイプとメリット・デメリットについて教えて
Q5.今、住宅ローンを支払っている(これから借りたい)人は、
    どんなローンを使ってるの?また、自分のローンについてどう考えてるの?

Q6.住宅ローン審査に落ちないようにするにはどうしたら良いか?
Q7.ゼロ金利解除で住宅ローン金利はどこまで上昇?


低金利での住宅ローン(金利の種類・返済方法)をどう考えるか?

金利の種類・返済方法に究極の回答は残念ながらない。
お客様の身上に関わる属性情報も多大な影響を及ぼす。
住宅ローン金利比較のうえからも下記の切り口から考察してみよう。

(1) 『固定金利』 対 『変動金利』

一長一短があり個人の属性もからむので、専門家の意見を聞くのが一番有効。

(2) 『固定金利選択タイプ』 対 『変動タイプ』

銀行の金利優遇を借り入れ当初に、上手に活用すれば大変トク。
また、借り入れ全期間の優遇金利も確保すれば金利上昇にも耐える局面あり。
変動タイプは金利上昇局面で未払い利息発生の恐れもある。
軍配は『固定金利選択タイプ』が有利といえる。

(3) 『返済期間最長タイプ』 対 『返済期間短期タイプ』

最長タイプは毎月の返済金額は減るが利息金額は負担増しとなる。
定年退職までに返済する期間が理想的である。
軍配は『返済期間短期タイプ』がわずかだが有利といえる。

(4) 『ボーナス併用タイプ』 対 『ボーナス併用なしのタイプ』

ボーナス併用タイプならば、返済割合を小さくしておけば
景気に左右されるボーナスでも危険は少ない。
自営業はボーナスなしタイプで返済をするのが堅実な方法である。
軍配というより『ボーナス併用なしタイプ』が安全で堅実といえる。

(5) 『元利均等返済タイプ』 対 『元金均等返済タイプ』

元金均等返済タイプは民間銀行では取扱が少ないのがネックであるが、
同一返済期間ならば利息は少なくてすむ利点がある。
低金利では元利均等返済の返済期間を短くすると有利である。
元金均等返済タイプで繰り上げ返済をする方法もある。
毎月返済金額は元金均等タイプのほうが大きいので金銭的余裕のある人に良い。
軍配は知恵の工夫次第だが『元金均等返済タイプ』が有利である。

(6) 『諸費用OKタイプ』 対 『諸費用こだわり派タイプ』

保証会社保証料は負担額大きいが返済肩代わりがあるので魅力。
保証料不要の金融機関が有利でお得だが、融資利率を検討する必要がある。
繰上げ返済時の手数料や金利タイプ変更手数料も注意が必要である。
軍配は一長一短がありどちらもあがらず。
 

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住宅ローン金利の上昇に備えるにはどうしたら良いか?
何事にも慎重な方にとっては変動タイプや固定金利選択タイプは敬遠しがちである。
金利上昇リスクに対抗できないのでは(?)と不安がよぎるはずです。結論は低金利で得した金額を繰り上げ返済に回せば、金利アップに耐えられるので、適度に繰り上げ返済する事でリスク回避できるはずである。
 
そして、10年前からどの金利も金利低下局面へと持続的に推移している。
しかし、日銀のゼロ金利政策が解除されることは、金融環境が平時に戻り普通の金利水準に戻ることを意味するので十分自己責任の範疇で理解をすることが肝要。
過去の金利水準の推移を参考に、今後の金利水準が変動した場合の影響も大事。
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住宅金融公庫が廃止されたら、どうなるの?
平成17年7月6日に独立行政法人住宅金融支援機構法が成立、交付され、平成19年4月1日に、住宅金融公庫が廃止されます。かわりに独立行政法人住宅金融支援機構が設置され権利義務を継承する予定。
住宅金融公庫はバブル経済終焉後の経済政策において住宅投資の促進・拡大策として多大な役割を演じた。
金利の自由化とともに郵貯の自主運用が開始された。
一方で政府系金融機関が民業を圧迫しているという世論批判が巻き起こり特殊法人の統廃合理化策の一環として平成14年度以降段階的縮小がなされ、最近4年間では最盛期の50%以下の融資規模になった。
その反対に民間金融機関による住宅ローンの貸出し額は急増し、新規貸出しシェアで見ると2003年度で住宅金融公庫は8%、民間金融機関で89%という数字になった。
住宅金融公庫が不要か?というより新たな役割・機能が必要となったので住宅金融公庫の独立行政法人への移行となった。
また、金利自由化時代においての住宅金融のスキーム再構築が必要となり、住宅金融公庫の「証券化支援業務」が生まれたわけである。
「フラット35」と呼ばれる商品は「長期・固定金利の住宅ローン」提供を民間金融機関が実現するよう住宅金融公庫が信用力を生かして「証券化」をして資金調達を行う。(証券化支援業務)
証券化支援業務は住宅金融公庫が先行しておこない、平成19年4月に設置される独立行政法人に継承される予定だ。
公的な住宅ローンの新展開というわけである。
 
◇フラット35の特徴
 
(1) 物件検査等があり審査に時間がかるため、通常の民間融資に比べ、借り入れまでに時間がかかる。
 
(2) 一般の民間融資と異なり融資条件に団体信用生命保険の加入を義務づけていないので、病歴のある人でも融資条件を満たせば、融資を受けることができる。
 
(3) 銀行、信用組合、住宅ローンを扱うノンバンクなど、取扱をしている金融機関であれば、年間を通して申し込みが可能である。
 
(4) 住宅金融公庫が民間金融機関から住宅ローン債権を買い取る仕組みであるため、債権者は、申し込みをした金融機関ではなく、住宅金融公庫になる。
 
(5) 自分自身の自宅購入資金だけでなく申し込み本人が所有することを前提に、親族が居住する住宅の建築資金や購入資金にも利用できる。
 
(6) 一定の要件のもとに、週末利用の為のセカンドハウスの建設・購入資金や土地の購入資金もフラット35の融資対象になる。
 
(7) 但し、住宅ローンを利用して住宅を購入したり、新築、増改築を行うと、住宅ローン控除を受けられる場合があるが、親の住宅を購入した場合は、入居するのは親であるため、住宅ローン控除を受けることはできない。
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金利のタイプとメリット・デメリットについて教えて
金利のタイプのメリット・デメリットは下記の通り。
 
(1) 計画がたてやすい → 『固定金利型

契約時に決められた各回の返済額は返済終了まで変わらないので、計画的に返済できる。
 
(2) 5年ごとの変動をどう見るか → 『変動金利型』

原則として半年に一度、短期プライムレートの変動に応じて適用金利が変わる。
  
3つの特徴
   @ 金利は半年ごとに変動
   A 返済額は5年ごとに見直し
   B 返済額が見直される場合、見直し後の返済額は
     見直し前の返済額の1.25倍までが上限
 
(3) 情勢を見て小刻みな対応可能 → 『一定期間固定金利型』

変動金利型に分類され、一定期間金利が固定されるタイプで選択期間が2年から10年までと銀行により異なるのが特徴で、固定期間が短いほど金利が低い。 。
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今、住宅ローンを支払っている(これから借りたい)人は、
どんなローンを使ってるの?また、自分のローンについてどう考えてるの?
これは、住宅金融公庫が、平成16年8月に行ったアンケートです。
ここには、今ローンを支払い中の人、これから住宅ローンを借りたい人が
どのように考えているのかが現れている。
 
日銀の金融緩和解除前のアンケートなので、金融緩和による影響は含まれていませんが
住宅ローン支払い中の方・これから住宅ローンを借りたい方のニーズが現れていると、
いえる。
 
1.住宅取得に際し、利用した住宅ローンの金利のタイプはどれですか?
住宅ローンの
金利タイプ 
変動型 固定期間選択型 全期間固定型 aまたはbとcの併用
民間住宅ローン 18.6% 72.8% 8.6% ---
公庫融資 --- --- 68.7% 31.3%

 
2.住宅ローンの返済に関して、気になることは次のどれですか?
返済中の金利上昇に
伴う返済額の増加
収入の減少に伴う
返済への影響
住宅ローン以外への
支出増に伴う返済への影響
特にない
41.3% 28.5%   18.1%   12.1%

 
3.住宅ローンを1つだけ選ぶとしたら、どのタイプを選びますか?
 
  変動型 固定期間選択型 全期間固定型
利用予定者 7.8% 37.9% 54.3%
利用者 18.6% 72.8% 8.6%

これからわかるのは、これから借りたいという方は、全期間固定を望んでいるが
今すでに住宅ローンを持っている方は、固定期間選択型を選びたいと言う答えが
多いのが特徴といえる。
 
実際、利用者から見れば安心より、少しでも現在の支払いを減らしたいという
思いの現れといえるのでは?
 
現在、住宅ローンのあなたにとってのベストチョイスは?
ノア・コンサルティングがあなたにお答えします。
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住宅ローン審査に落ちないようにするにはどうしたら良いか?
住宅ローンは金融機関にとっても融資金額が大きい為、住宅ローン審査は慎重
に進められている。
 
この審査を通過しなければ住宅ローンの利用は不可能。
よって住宅ローン審査に落ちないようにようにするには審査のポイントを知る必要
がある。
 
審査とは、個人の属性情報がある一定の基準で評価されるということ。
 
◇審査のポイントとなる属性
職業 自営業者の方は民間企業にお勤め(給与所得者)の方と比較すると融資条件等厳しい場合がある。勤務先の業容・業績の確認や雇用身分の確認、職業の確認も当然行われ、結果として金融機関からの融資が難しいケースも出てくる。
勤続年数 勤務年数長短を確認します。転職したばかりですと勤続年数が住宅ローン審査基準に該当せずということで融資が難しいケースがある。
収入 収入の中身、つまり安定収入があるかないかの住宅ローン審査がある。
又、年金収入の方はOK、NGであるかは金融機関によって違いがある。
過去から現在迄の
ローン借入れ状況
オートローン、教育ローン、キャッシングローン、カードローンなどの利用履歴有無、 ローン借り入れ状況や返済遅延実績有無の確認、カードローンは何枚持っているか?などの確認があり、結果としてすべてのローン残高金額が多いと融資が難しい場合がある。


金融機関の中で転職したばかりの方、契約社員や派遣社員でも融資審査を実施するとこ
ろもある。
住宅ローン借り入れ中の方が「住宅ローン借り換え」を利用する場合、過去1年間返済
遅延がないことが必須である。
 
◇属性を改善するにはどうしたら良いか?
◎ ポイント1
住宅ローン以外のローンを完済するのがまず第一。

◎ ポイント2
また、所有するカードの枚数を極力減らすことも重要。

◎ ポイント3
自身の属性に合った金融機関の選定が必要。

◎ ポイント4
属性改善手順の優先順位を間違えないことが重要。

◎ ポイント5
専門家の診断コンサルを受けて確認することも有効な方法です。
 
☆個人信用情報の登録を確認するには?
物をクレジットカードで購入したり、銀行借り入れや消費者金融からの借り入れをした
場合、それぞれの信用情報機関に信用情報として登録されます。
自分の情報は、自分でしかその当該情報機関に問い合わせて確認するしかありません。
登録期間は原則として5年間保存され、借入日・借り入れ金額・完済日などが登録されます。
自分の属性情報のクリーニングのためにも確認は必要です。

種類 情報機関名 所在地・電話
全業種横断系 シーシービー 東京都新宿区(03−3513−4400)
銀行系 全国銀行個人信用情報センター 東京都千代田区(03−3214−5020)
消費者金融系 ジャパンデータバンク 東京都港区(03−3578−7390)
物販系 シーアイシー 東京都新宿区(0120−810−414)
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ゼロ金利解除で住宅ローン金利はどこまで上昇?
‘91年前後に預金金利が7%前後のような時期がありましたが住宅ローンの返済期間30年前後の間に金利が上昇しないということはむしろ考えられないと考えるのが妥当と思います。
 
個人にとっては0.1%の相違ですら生活設計を左右する一大事です。
そこで日銀コメントやシンクタンクなどの予想などを参考にしてみたいと思います。
 
(1) 日銀の政策目標
中立水準の1.5%をめざしていると言われています。 → 0.25%単位で利上げを3ヶ月に1度するとして1年半かかるのでゆっくりとしたペースになる。
 
(2) 10年国債
2009年と2014年に消費税がアップすると仮定 → 10年国債の金利は3%プラスマイナス1%のレンジで動く。
 
(3) GDP(国内総生産)
「技術革新」「生産性の向上」 → 名目成長率は3%前後が見込める。
 
(4) 金利低下要因
「人口減少」「少子高齢化」 → 長期金利の大幅上昇要素は乏しい。
 
(5) 世帯数
人口は減少している<BUT>  → 人数の多い団塊ジュニア世代の住宅
                      取得が年代的に射程内となり2015年まで
                       延びるので世帯数は増加する。
 
(6) 不動産市場
都市部の地価が上昇に転じました。 → 不動産業者の「売り控え」が発生。
 
(7) 物価上昇率
日銀コメント「0〜2%の範囲になることを目標とする。」
 

∴ 上記のことから90〜91年頃のように長期金利が6〜8%というような高金利時代の到来は考えにくいが2013年から2015年頃にかけて新たなパラダイムシフトが発生して4.0%〜4.5%の金利があるかもしれないという予想も成り立つ。
現在のところ金融プロと呼ばれている当局を含めシンクタンクの学者や金融機関も
「正直なところわからない。」というのが本音といえます。

 

☆ 参考文献
「住宅ローンの基礎知識とコンプライアンス」(銀行研修社)
「住宅ローンアドバイザーの相談事例」(銀行研修社)
「ローンの仕組み」(R銀行・S銀行パンフレットから抜粋)
「短期集中連載 住宅ローン」(日経ビジネス2006年7月17日号)
「住宅ローンの選び方」(日経ビジネス2005年10月3日号)
「公庫融資金利の推移」(住宅金融公庫HPより)
「住宅ローンアドバイザー厳選300問問題集」(DAI-X出版)。
 
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